溶連菌感染症が引き起こす恐ろしい合併症

溶連菌感染症は、溶血性連鎖球菌という細菌によって発症します。学童期の子供に一番多く見られますが、どの年代の人もかかる可能性があります。溶連菌感染症の治療は抗生物質の服用で、症状が1週間以内でおさまります。溶連菌が残っていると再発の恐れがあります。周りの家族にうつして、また恐ろしい合併症になる可能性があります。必ず発症2~3週間後にきちんと医師の診察を受けることが大切です。

溶連菌感染症の合併症として、急性糸球体腎、リウマチ熱、アレルギー性紫斑病などがあります。また心臓に溶連菌が感染しますと心臓弁膜症になります。

急性糸球体腎炎は腎臓の病気で、溶連菌感染後、2~4週後に発生することが多く、突然、むくみ、血尿やタンパク尿が出たり、むくみや高血圧などが起こったりします。全身の皮膚に小さく赤い発疹を伴う猩紅熱(しょうこうねつ)もそのひとつです。安静、食事制限で治癒しますが、稀に慢性化することもあります。

リウマチ熱とは溶連菌感染から1~4週間後に、発熱や関節炎や関節痛引き起こします。リウマチ熱は再発しやすく、発症から3年間は注意が必要です。
 
アレルギー性紫斑病は出血斑、腹痛、関節痛が、見られます。急性腎炎のような紫斑病性腎炎を併発すると長引く事があります。

溶連菌感染症は以上のような合併症を引き起こす恐れがあるため、ちょっと治療を受ける必要があります。合併症を防ぐために、10~14日間は抗生物質を飲むことが勧められています。