溶連菌感染症のあらゆる症状

溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌(略して溶連菌)という細菌の感染によって起こる病気の総称です。子どもに流行する病気のひとつです。大人でも免疫力が低下しているとうつることがあります。これから溶連菌感染症の症状について紹介します。

溶連菌感染症の症状は最初、咽頭炎や扁桃炎など風邪のような症状が現れ、症状の進行とともに38~39度の熱とのどの痛みが現れ、次は口の中に赤い小さな点状の出血斑が認められます。舌の表面が、イチゴの表面のようになることがあります。また嘔吐、頭痛、腹痛、ときには筋肉痛や関節痛などの症状もあります。のどの炎症に関連して、首のリンパ節がはれたり、中耳炎などを起こすこともあります。

発病1~2日目後、小さい赤い発疹が首や胸のあたり、手首や足首のあたりから多数出現し、ときに全身に広がります。発疹の出方や程度はさまざまで、発疹はかゆみを伴うことも多いようです。5~6日目以降ほかの症状が消えた後に手足の皮膚がふやけたようになり、皮がむけることがあります。アトピー性皮膚炎がある場合は、溶連菌感染症を発症すると重症化する可能性があるため、溶連菌が流行したときには十分に注意しましょう。

主に抗生物質が処方されます。この抗生物質をしっかり服用すれば、3~5日以内に熱が下がってくることがほとんどです。のどの痛みも消えます。特に心配する必要がありません。熱がそれほど出ないで終わってしまう方も多く、発疹が見られないケースもあります。